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おやじギャグ

 先日、一歳ちょっと(二〇一三年三月三十一日日生まれ)のバーニーズマウンテンドッグ、メグシ(オス)の体調が優れず、太田動物病院に連れていきました。診療台にようやくのせて、体重を測ると、四十二.六キロでした。

 看護士さんが「熱を測ります。」「ちょっといやかもしれないけど…」と言って、体温計をメグシのおしりの穴に入れました。その時、なぜか、「いや、わたしは、好きです。」と言ってしまいました。そして、隣にいる奥様に、バシッと背中を叩かれました。看護士さんたちは苦笑していました。

 

 何故、こんなギャグを言うようになったか、自分でもその発端はわかります。一九七二年ニクソン大統領が起こした、ウォーターゲート事件がありました。

 ニクソン大統領が政敵の大統領候補の陣営に盗聴器を仕掛けたという事件でした。年輩の方ならご存知の事と思います。その時、証人台に立たされた人が、「ここの話は、盗聴されていないでしょうね。」と言って、満場を沸かせたという実話です。どんなところでも品のよい、ユーモアを持つということは、すごい国民だなと思うのです。日本でこんなことをしたら、すごいひんしゅくを買うかもしれないので、こんなことを言う勇気のある人はいないでしょう。日本は、悪いことをしたら、浮かび上がれない国に、なりつつあるのではないかと思うのです。

 鬼平犯科帳の中で、長谷川平蔵は、「人間というやつは、遊びながらはたらく生き物さ。善事をおこないつつ、知らないうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず知らずに善事をたのしむ。」と言いました。

 昔から、子どもたちと買い物に行ったときでも、おやじギャグを言っていたので、子どもたちから、「お父さんは黙っていて!」としかられていました。最近は、他人のふりをして「そういう人もいるよね。」と言う顔をすることが多かったようです。