こんにちは!メグシィです!

カウンセリングルームメグシィと、発達支援ルームからあなたへ贈るブログです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

不登校という時を卒業して10年たった

現在23歳の青年が、自分の不登校時代(14歳から15歳)を振り返って、メッセージをくれました。この中で、不登校になった一番大きな原因は 語られていません。10年経ってもその古い傷は、生々しく、文章に書き綴ることもが出来ないのでしょう。不登校の直接の…

発達障害がひらく未来

「人生は、どれだけ呼吸するかで決まるのではない。どれだけ心の震える瞬間があるかだ。」と都市伝説を書いたボブ・ムーアヘッドさんがおしゃっておりました。 私は、妻と2012年にそんな時を味わうために静岡県掛川に行ったのが、柳家花緑さんとの出会い…

いじめによる不登校

いじめは学校でしか止めることが出来ません。 顔色のさえない子がいる時そして、その子の保護者から「我が子が意地悪をされているような気配があります。」というようなひっそりとした訴えがある時、私は学級、あるいはスポ少などの社会教育の領域で冷やかし…

メグシィ初のカウンセリングセミナーが開催されました!!

こんにちは、セラピストの今野千保です。 先日メグシィ初のセミナーを開催致しました。 当日の参加者の方は、遠くは宮城県よりお越しくださいました。 参加された方々の感想として自分の内面を見ることがほとんどなく、大変勉強になった。 こういった勉強を…

メグシィ初カウンセリングセミナー開催!!

こんにちは、メグシィの今野千保です。 この度メグシィ初のカウンセリングセミナーを開催致します。 上記の記事は庄内小僧さんより取材を受け25日発売のものに掲載されました。 大阪より講師を迎え、日々のコミュニケーションに役立つ内容となっております…

発達障害支援ルーム メグシィ

がんばれ、がんばれというけれど 「努むるは好むに如かず、好むは楽しむに如かず」 孔子 努力している人も、好きでやっている人にはかなわない。 好きでやっている人も、楽しんでやっている人には、もっとかなわない。 好きな事、得意分野を早期に見つけ出し…

ひかりあり

『「のぞみはもうありません。」と面と向かって言われ、私は絶句した。ところが、その人が言った。「のぞみはありませんが、ひかりはあります。」なんと素晴らしい言葉だと私は感激した。このように言って下さったのは、もちろん新幹線の切符売場の駅員さん…

特別カウンセリング開催

カウンセリングルームメグシィでは、 2014年10月6日(月)~9日(木)発達障害の就労移行事業所でジョブコーチ(職場適応援助者)として活動している心理カウンセラーが、皆様のご相談に対応いたします。 <発達障害をお持ちの方へ> 1.職場でのコミュニケ…

そういう人もいるんだなぁ  「おいおいぼけだ」

その先生は、とにかく明るく指導力のある先生でした。その先生に離任式の後の送別会で、「先生ともっと長くご一緒に働きたかったです。」と申し上げました。するとその先生は、「今年度入学してくる、お子さんの中に大変苦手な親御さんがいるので、前から転…

臨界

長い間、ご無沙汰しておりました。お元気ですか? コップに水を入れます。あふれてきます。水面が、コップの淵よりも表面張力で高くなります。あと一滴で、このギリギリの均衡が崩れてしまうという状況が目に見える臨界です。 核分裂の連鎖反応がある割合で…

Hello!! カウンセリング [30] やり残した宿題

三年生を担任した時、「だっこの宿題」を出しました。絵本作家いもとようこ氏が著した「しゅくだい」という本を読んだからでした。 三年前、小学生の作文を神渡良平氏が編んだ「孤独になる前に読んでおきたい10の物語」(講談社)の中にあります。 「だっ…

Hello ‼カウンセリング〔29〕小確幸

朝五時半、蒸し暑さに目を覚ましトイレに行きました。 近くの橋の上から拾ってきた捨て猫の「ふくちゃん」が、食卓のテーブルに横になっています。私がテーブルの椅子に座って原稿用紙を広げると、私の左腕の方に近づいて来ました。近づいてくるだけで、喉が…

備えあればシリーズ〔2〕「うちはみんな仲良くて、もめごとなんか関係ないと思っていたのに」

「うちはみんな仲良くて、もめごとなんか関係ないと思っていたのに」 ライフコンサルタントの藤間徳行です。 亡くなられた鈴木さん(仮名)のご家族は、自他共に認める仲の良いご家族でした。 お歳を召してからも、ご自身の相続については特にこれといったご…

Hello ‼カウンセリング〔28〕心が折れる時

言葉の力。 ・ことばは心です。ことばは心の足音です。心が清ければ、声もまた力強いエネルギーになります。 ・暖かみと思いやりのある一言が、人の心に灯をつけます。 ・悪いことばは鋭い剣よりも、人の心に深い傷をつけます。ことばは毒薬より恐ろしい破壊…

備えあればシリーズ〔1〕「私の財産の状況では、揉め事なんて関係ないと思っていたのに…」

「私の財産の状況では、揉め事なんて関係ないと思っていたのに…」 ライフコンサルタントの藤間徳行です。 亡くなられた佐藤(仮名)さんの財産は、預貯金少しと佐藤さんが住んでいたご自宅のみ。佐藤さんの相続人は奥様が既に亡くなられていたために、長男さ…

不登校、引きこもりからお子さんを守りましょう

こんにちは。水原里枝です。 今回は、お子様についての相談事例を紹介させていただきます。 4月の後半に、今まで楽しく続けていたことが出来なくなってしまった、6年生の女の子が相談にお見えになりました。 症状は1か月ほど続いていました。ご両親はどのよ…

HELLO!カウンセリング〔27〕わたしの精神安定剤

今日もカウンセリングルームメグシィを訪ねて頂きありがとうございます。 今日は大事な肉親を亡くした時の落ち込みについて申しあげます。 非常に辛い気持ちになりますね。大事なお父さん、お母さん、旦那さんや奥さんを亡くした時は、「死別反応」と呼ばれ…

発達障がいをもつ子どもの母親になって

心理カウンセラーの水原里枝です。 私の次男はアスペルガーです。6歳の時から現在もコンサータという薬を飲んで精神を安定させています。 長男が生まれてから11年後に授かった子です。 1歳になった頃、「あれ、この子おかしい」回転するものばかりじっと見て…

HELLO!カウンセリング〔26〕 発達障がいを持つお子さんの保護者の皆様へ

「発達障がいとは何か」を知り「発達障がいにどう対応するか」を考える。 初めて障がいを持つお子さんの担任をして、ようやく発達障がいという言葉を知りました。不勉強な教員でした。障がいの名前と定義自体が難しいのです。 「発達障がい」に障がい名が入…

HELLO!カウンセリング〔25〕同行二人

四日ぶりにブログを書きます。 私達のカウンセリングルームメグシィには、メンバーが五人います。結成の時、約束を作りました。例えば『私達は「誠の道」からはずれないで仕事をしていこう』というのがあります。 様々な悩みや苦しみを抱えて、メグシィを訪…

HELLO!カウンセリング〔24〕 「むりしないでいいよ!」 ブラック企業での悩み

山形県の引きこもりは、1600人に上ります。 その内の何%の方が企業に就職した後で引きこもりになったのか、具体的な内わけは不明です。しかし、必ずブラック企業、グレー企業入社後に、引きこもりになった人もいると想像しております。 ブラック企業は…

HELLO!カウンセリング〔23〕障がいをもつお子さん周辺の寛容度

私は、人間年を取れば、皆が賢くなる、とは思っていません。残念ながら、年々偏狭になっていく方もいらっしゃるようです。在職中、勉強の目的、生きる目的を知ってほしいと思い、名詩を暗唱させておりました。さらに、保護者会の時も余計なお世話と思いなが…

HELLO!カウンセリング〔22〕奇跡的な事はたくさんあるものです

その学校に赴任したのは、三十代でした。一学年上に、筋ジストロフィーのB君がおりました。B君は、校内で車椅子生活でした。何年生きられるか分からないが、生きている間は精一杯生きていって欲しいというのが、お母さんの願いでした。私は、B君と同じ町担任…

HELLO!カウンセリング〔21〕核家族の不安

仕事一筋、バリバリの女性でした。「家を離れ」というよりは、家族との折り合いが悪く、キャリアウーマンとして都会で生きる道を選びました。男性と出会い、子供が一人出来ました。しかし、その男性とも縁がなく、子供を連れて離婚しました。子供を何とか育…

HELLO!カウンセリング〔20〕子どもからのサインを見逃さない2

あるお母さんから、突然電話がありました。 「うちの子の頭に、十円はげが見つかったんです。どうしましょう」ということでした。 新しいクラスになり、これからというときに、出だしの失敗なのだろうかと悩みました。 そのお子さんは、五年になって、初めて…

HELLO!カウンセリング〔19〕子どもからのサインを見逃さない

大人であれば、辛いことや苦しいことを言葉にして、周りの人に訴えたり、誰かに愚痴として聞いてもらったりすることができます。 しかし、心身の発達途中にある子どもたちは、言語表現の能力が低く、心理的な不調や、辛い状況を、「ことば」で上手に伝えるこ…

HELLO!カウンセリング〔18〕男の生き方

カウンセリングにいらっしゃる男性のお話の中に、父親に対する反発が感じられることが、多くありました。 酒癖が悪く、暴力をふるう。 気に入らないことがあると、家族に当たる。 母親とのいさかいになると、母を殴る。 よく、こんな父親と一緒にいて、がま…

HELLO!カウンセリング〔17〕 アスペルガー障がいのお子さんを持つお母さんの苦悩

A君が、一年生の時の事です。 天気の良い休日の午後にA君、弟、お母さんの三人で公園へ遊びに行きました。公園に着いて直ぐに弟がトイレに行きたくなり、お母さんは、弟をトイレに連れていきました。戻るとトイレの前で待っているように言ったA君の姿が無…

HELLO!カウンセリング〔16〕 遠田のかわ(は)ず・いざ生きやめも

カウンセリングの周辺から、HELLO!カウンセリングに題を変えました。これからもよろしくお願いします。 今日はローカルな話題です。 山形県立鶴岡病院から、金峰少年自然の家に向かう道を夕方から夜中にかけて歩いて行くと、不思議な感覚に襲われます…

カウンセリングの周辺〔15〕 障がいをもつ子のお父さんお母さんへ

一冊の本の一節が、私のそれまでの先入観を変えたという思い出があります。月刊誌「致知」2010年8月号106ページに、鈴木秀子氏の連載が載っていました。その中の一節です。鈴木氏は、茂木健一郎氏との対談をきっかけに次のように述べています。以下、長いの…