発達障がいをもつ子どもの母親になって
心理カウンセラーの水原里枝です。
私の次男はアスペルガーです。6歳の時から現在もコンサータという薬を飲んで精神を安定させています。
長男が生まれてから11年後に授かった子です。
1歳になった頃、「あれ、この子おかしい」回転するものばかりじっと見ている・・・
おもちゃの車のタイヤ、天井で回るシーリングファン。外では、自分でお兄ちゃんの自転車のペダルを動かして回るタイヤ。
歩くようになると動きも激しくて付いて回るのが大変でした。ホッと出来るのは寝顔見ている時。可愛くて可愛くて。
1歳半検診では、順番待ちをしている間、動き回る息子を抱き上げると「お母さん、好きなようにさせて」と保健師さんに言われました。保健師は数人固まって、私の息子を見てこそこそ話しているのが分かりました。「ああ、やっぱり」
その数日後、保健師さんは連絡もなく家に来ました。
十数年前のことです。今は、もっと配慮のある対応をしていると思いますが、私はとても辛かったです。「あなたたちに何が出来るの?」指導している保健師を目の前に何度も何度も心の中でつぶやきました。
この子は大丈夫。私の息子だから私が守っていきます。いつもそう思いながら歩んできた。
けど、そう思えなくなるときもあるのです。
いつもは、スッとかわせるはずの言葉に傷ついたり、他人の視線が気になったり。
夜に泣き続ける息子を車に乗せて「二人で死んじゃおうか・・・」と思い酒田の北港に向かったこともありました。
今思うと、かなり追い詰められていたんだな・・・って。
死なないで良かった。
お母さんは、何故か一人ぼっちです。家族がいるのに・・・。一人で背負い込んでしまって。
精一杯頑張って、ふと一人になると、涙が出てくるお母さん・・・
あなたのお話をじっくり聴かせてください。驚くほど楽になれると思います。
あなたの苦しさ分かるから・・・・
このブログを読んで下さる皆様、いつもありがとうございます。
どんなにかなしくても、
どんなにくるしくても、
長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。
同行二人。
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