臨界
長い間、ご無沙汰しておりました。お元気ですか?
コップに水を入れます。あふれてきます。水面が、コップの淵よりも表面張力で高くなります。あと一滴で、このギリギリの均衡が崩れてしまうという状況が目に見える臨界です。
核分裂の連鎖反応がある割合で維持される状態ともいわれます。
子猫の実験というのがあります。子猫の瞼を縫い合わせ、数か月間そのままに放置しておくと、抜糸後、目に映る機能が失われてしまい、二度と回復することはできません。ある機能を獲得するためには適切な期間があるといわれます。これも臨界期といわれます。
すべきでないことをしてしまったとき、
すべきことをしないでしまったとき、
どちらも不幸や自己嫌悪等後悔の原因になります。
教職に就いていたときひやかしやいじめをした子供たちに、「自分がやろうとしていること、やってしまったことは、どれに当てはまるでしょうね?」と問いながら聞いてみました。
それは、人間として、絶対にやってはいけないこと?
どちらかというとやらない方がよいこと?
やってもやらなくてもどちらでもよいこと?
どちらかというとやった方がよいこと?
絶対にやらなければならないこと?
このものさしが、ひとり一人ちがうのです。あまりにもちがうひとり一人のものさしが「のどにささったトゲ」のようにひっかかっていました。常識のある人間だけが自分の周りにいると思ったら大間違いです。
この2か月間で、弁護士さんをわずらわせなければならない事例二件
警察から動いてもらった事例三件ありました。
そうした事例は、これ以上関わると精神的にも肉体的にも消耗することが経験上よく分かっているので、専門の方をお願いしています。
臨界まで待つ必要はないのです。汚れた水を飲む人はいません。
どんなにかなしくても、
どんなにくるしくても、
長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。
同行二人。
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