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HELLO!カウンセリング〔19〕子どもからのサインを見逃さない

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大人であれば、辛いことや苦しいことを言葉にして、周りの人に訴えたり、誰かに愚痴として聞いてもらったりすることができます。

しかし、心身の発達途中にある子どもたちは、言語表現の能力が低く、心理的な不調や、辛い状況を、「ことば」で上手に伝えることはできません。

子ども自身が、辛い状況に置かれていること自体に、気付けない場合もあります。児童虐待の場合も、虐待されている子どもにとって、それが日常生活であるため、自分が虐待を受けていることに、気付いていない、気付けないこともあります。

この「気付かない」、「気付けない」状態は、学校などで友だちからいじめを受けている子どもにも認められます。

そんなとき、親や教師、大人は「何で言わなかったの?」「ちゃんと話してくれなきゃわからないでしょ」と子どもを責めてしまいます。

このとき、子どもたちは、親や教師に「言わない」のではなく「言えない」状態であったと考えたほうがいいでしょう。

子どもは、意識的に気付けなくても身体は敏感に感じているときがあります。

子どもが言葉で表現できないことを、身体で表現してくれることがあります。むしろ、身体での表現の方が多いのです。

大きく分けて2つに分類されます。

1つ目、身体の症状。

腹痛、頭痛、夜尿、チック、脱毛など

2つ目、行動としての現れ。

落ち着きがなくなる、物や家族に対する暴力、偏食、爪噛み、抜毛、万引きなど 

子どもが示す、身体症状や行動は、うまく言葉に出せない子どもからの「メッセージ」であり、危機的な状態に自分がいるという、心のサインです。

子どものそばにいる、親、祖父母、保育士、教師がこのサイン、叫びを見逃さず、そして、その意味を考えることが大切です。

 

 

 

どんなにかなしくても、

どんなにくるしくても、

長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。

同行二人。

 

 

 

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