こんにちは!メグシィです!

カウンセリングルームメグシィと、発達支援ルームからあなたへ贈るブログです。

カウンセリングの周辺〔11〕 健康ってナニ??

f:id:megusi:20140525123328j:plain

 どこの学校でも、心身の健全な育成ということを目標にしています。その心身の、健全な育成が渋った状態の一つが、うつです。

心の病から、脳の疾患へ変化して、もう戻れません。

 そして死を選ぶ人がいます。うつの人たちは、自分の存在を否定します。この学級の中に自分はいらないんだ。いてはいけないんだ。

 この家に、自分はいらないんだ。

 この地球上に必要とされていないんだ、という考えに至った時、死を選ぶのが、うつ死です。

 そんな時「死んじゃだめ」とか「がんばって生きなさい」「もっと強くなりなさい」と言うのは、打てないバッターに「もっと球をひきつけて右方向をねらえ」と言っているようなものです。

 まず、死に直面している人に、自分にとってなくてはならない存在である事を伝えることです。明日、運動会で子どもと親子種目で走らなければならない人は、死んだりしません。あなたじゃないと代わりの人がいない、という状況を作ってあげる事です。のんびりさせると死の事しか考えないのですから、遠慮なくできる、やや難しい課題を頼むことです。

 人間は、自分が必要とされていると考えるとき、生き生きと動き出します。子どもでも、大人でも同じです。「Bちゃん、この感想文を書けるのは、Bちゃんしかいないからお願い。」と頼むと、なんとか動き出すのです。うつの人には、他の人から喜ばれる体験を、次々に依頼し、感謝することです。そのつながりの中で、生きる喜びに気づくのです。喜ばれる中で、生きるエネルギーが受電されていきます。私が知っているHさんは、家の中では誰からも相手にされず孤独でしたが、時間があれば、クリスチャンだったのに、黙々と神社の草取りをして一日を過ごしていました。そして百歳の県知事表彰を受け天寿を全うしました。すごい人です。神様から喜ばれている人でした。周囲の人に、何も語らず、生き方を示した人でした。

 

 

 

どんなにかなしくても、

どんなにくるしくても、

長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。

同行二人。

 

 

 

気になることがあれば、いつでもお気軽に、

ブログへのコメントか、メールにてお問い合わせください。

メグシィメール問い合わせ