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カウンセリングルームメグシィと、発達支援ルームからあなたへ贈るブログです。

カウンセリングの周辺〔12〕 別れの日まで

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東風吹かば思いおこせよ梅の花

あるじなしとて春なわすれそ

(東風が吹いたら思い出しておくれ梅の花よ 私がいなくなっても春が来た事を忘れないで咲くんだよ(菅原道真公の和歌))

 

昨日は天神祭、通称ばけものまつり(山形県鶴岡市)でした。大宰府に流される右大臣、菅原道真を慕う民が、自分の顔を、支配者に見られないように、深編笠で顔を隠して見送った、という言い伝えによるものでした。その後、大宰府で死去した道真は、日本歴史の中で、最も恐れられ、9世紀の天皇宇多天皇御代に、怨霊として祀られます。学問の神様となるのは、ずっと後世です。

 受別離苦という言葉があります。親・兄弟・妻子・恩ある人と生き別れ、死に別れする苦しみです。私が勤務していた小学校では、卒業生を送るとき、職員が合唱します。

「おそすぎないうちに」

 この世で一番大切なのは、普段あまりに身近すぎて、気にとめていない日々。それは、奇跡的にあるのです。

 生きているすべての人がぎりぎり生きている。その人たちを、どうやって「相手も自分も生きている間に」愛していけばいいのでしょうか。

 争うことなく、心穏やかに、今日一日を過ごすために、カウンセリングという仕事で、お手伝いしたいと願います。怨霊は、争いの中から生まれます。

 

         

   「おそすぎないうちに」

                          田中真理 作詞・作曲

なくしてしまってから

その大切さに気づいて

悔んだり悲しんだりしても遅すぎるよ

もしかしたら

一番この世で大切なものは

普段あまりに身近すぎて、気にもとめていないかも

今あるすべてのものはあたりまえなんかじゃなく

今あるすべてのものが奇跡的にあるとしたら

君はどうやってそれを守るだろう

 

遅すぎないうちに

間に合う今のうちに

できる限りのことをしよう

生まれてこられたお礼に

 

なくしてしまってから

そのあたたかさに気づいて

悔んだり悲しんだりしても遅すぎるよ

もしかしたら

一番この世で大切な人は

当たり前と決めつけてて、いると疑わないかも

生きてるすべての人が何となくなんかじゃなく

生きてるすべての人がぎりぎり生きてるとしたら

君はどうやってそれを愛すだろう

 

遅すぎないうちに

 

 

 

 

どんなにかなしくても、

どんなにくるしくても、

長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。

同行二人。

 

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