こんにちは!メグシィです!

カウンセリングルームメグシィと、発達支援ルームからあなたへ贈るブログです。

カウンセリングの周辺〔13〕 「棘のないバラはない」

f:id:megusi:20140527173628j:plain

「バラの達人」と自称する家内が、庭にバラの苗を集め始めました。

その数28本。
それぞれ、蕾のものから咲き誇っているものまで、競う合うように咲き乱れています。
いや、乱れてはいません。秩序を守って、自慢する事なく咲いています。

学生時代、履修した第二外国語が仏語でありまして、今、唯一記憶している文は、
Il n'y a pas de roses sans épines
「棘のないバラはない」ですが、庭に並べられたバラ達を見て少し思う事がありました。

バラ達は、争うように咲いてはいません。
そこで、もしバラが人間で1つの鉢に2つの苗を植えたとしたら、どうなるだろうと考えました。
それは、まるでお互いの美しさに惹かれあう男女に例えられるかもしれません。

バラの棘は、人間の個性と同じではないかと考えます。人間は、個性という棘でお互いに傷つけあって生きているように見えます。バラが同じ鉢に植え付けられていたとしたら、私の推測ですが、きっと棘を納め、仲良く咲いていくと思います。
しかし、個性を主張し合う人間同士はどうなるでしょう。自分が刺されたと感じた瞬間に、さらに自分の棘を鋭く研ぎ澄まし、刺し返すように出来ていると思う時があります。
たとえ親子でも…
愛し合い共に苦楽を伴にしようと誓った男女でも…
同じ職場で共に助け合い、共に働こうと参集した同僚でも…

私達全てのカウンセラーは、
①傷つけられて、苦しみ悲しむ、あなたのそばに寄り添い、傷が癒えるまで、共に歩みます。
②相手を刺し通し、傷つけ、自責の念に囚われている、あなたのそばにも寄り添います。

 

 

どんなにかなしくても、

どんなにくるしくても、

長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。

同行二人。

 

 

 

気になることがあれば、いつでもお気軽に、

ブログへのコメントか、メールにてお問い合わせください。

メグシィメール問い合わせ