空に続く道

月山八合目、弥陀ヶ原の光景。晴天の中、木道が空に向かって続いていました。ニッコウキスゲの花もそろそろ時期が終わる頃なのか、最後の美しさを多くの登山客に見せてくれていました。

登山道の周りは、さすがに花の山、その時期に登れたのか多くの高山植物が咲いていて、約２時間半の頂上への道のりを、写真を撮りながら楽しんで歩くことができました。

咲き始めの花、見頃の花、そろそろ終わりかなっという花、綺麗な花を咲かせるためには、みんな厳しい冬の雪の下で長い時間を過ごして、私たちを楽しませてくれているのではと思うと、その力強さを感じます。

思えば、私たちの日常は、楽しいこともあれば嫌なことも、良い時もあれば悪い時も、うまくいく時もあれば何やってもうまくいかない時も、気持ちが上がったり下がったりの毎日かと思います。気持ちが落ちている時に回復を早めてくれるのが「心のしなやかさ」、問題とガチンコ勝負も必要な時もあるかもしれませんが、時にはしなやかにかわしながら向き合ってみては如何でしょうか。