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カウンセリングの周辺〔3〕 特別養護老人ホームにて

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 五月十四日、十四時、マル(体重二.四キロ、身長四十センチ、♂)と一緒に、特別養護老人ホームに行きました。そこには、鶴岡市の動物病院の院長さん夫妻はじめ、ドッグスクールの先生(その方はオーストラリアケルピーという、オーストラリア生まれの犬を二頭連れてきておりました。)そして、自慢のお犬様、猫を連れた方が九名いらっしゃいました。介護施設に行ってのアニマルセラピーに参加させていただきました。

 全員車椅子で、広間に集まったご老人は五十名ほど。それに対して、犬、猫、合わせ十匹ほど。飼い主が「膝の上に乗せても大丈夫ですか。」と聞いて、拒否する人は、ほとんどいませんでした。ある、おばあちゃんは、「何歳?」と聞きました。飼い主は「二歳ですよ。」と答えます。「可愛いね。オス、メス?」と聞くので、「オスですよ」と答えます。丁寧に、丁寧に、なでたあとで、「何歳?」と聞いてきます。そして、「二歳ですよ。」と答えると、「可愛いね。オス、メス?」と聞いてきます。同じ言葉のやりとりが続いて、次のおじいさんの膝に移ります。みんな、いとおしい宝物のようになでて、目を細めます。

 ぬくもりは、家族と離れて施設で暮らす、おじいさん、おばあさんを癒す、最大の贈り物です。

 自宅で、元気に孫を抱いたりして、あやす事の出来る方は、更に幸せでしょう。

 セラピー犬、セラピー猫が、こんなに活躍しているとは、初めて知りました。

 さて、マルクは、来訪してくださる、クライエントの膝の上で、寝ていたり、ソファーの隣で、静かに座って待っています。静かに耳を傾ける姿勢は、カウンセリングそのものです。

 「おじいちゃん、おばあちゃん、一人でさみしかったね。」

 

 

 

どんなにかなしくても、

どんなにくるしくても、

長い坂道を登るのは、あなた一人じゃない。

同行二人。

 

 

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